2006年スタート

新年明けましておめでとうございます。


新たな年、2006年が幕を開けスタートしました。

本日より営業開始です^^;


うちの会社にとっては、初代グランスフィアの設立から数えて7年目になる2006年。


速いものですが、過去を懐かしんでばかりはいられません。
#なにせ、「ドッグ・イヤー」(笑


2005年の「黒船」以来、デジタルコンテンツビジネスが活況を呈する昨今。

2000年より、インターネットでのコンテンツビジネスにおける会員管理機能、課金・決済機能、ポイント管理機能、販売管理機能と、数々のシステム機能を、インターネットでのビジネスに取り組まれる先進的な法人のお客様向けに組上げてきた実績と経験。これらを以って実現するトータルな提案力と、近年の「お客様のビジネススピード」に合わせ、それに応えるASP型サービス「デジタルコンテンツ王」で、より多くのインターネットユーザに喜んで頂けるような、新しいコンテンツやサービスの立ち上げ、運営に貢献していきたいと考えています。



まだまだ、デジタルコンテンツビジネスの市場は広がりますよ〜!



今年もよろしくお願いします (_o_)

デジタルハリウッド

デジタルハリウッドの杉山校長のブログ「校長日記」で、「デジタルコンテンツ王」をご紹介頂いていました。

タイトルがなんと、、



ASP「デジタルコンテンツ王」は凄い!



このタイトルが凄い!(笑



昨年末にうちの会社の服部取締役がオープンカレッジの講師として、デジタルコンテンツビジネスについて講義をしたものを受けてのご紹介です。


杉山校長、ありがとうございます! (_o_)


ようするに映像でも音楽でも誰でもが配信し課金までできるソリューションだ。
今日のオープンカレッジでは、その詳細を解説。配信ビジネスを行うハードルは、もう無いと言えそうだ。


そうですね。
ASPを利用することで、もう技術的なハードルは無いですね。



杉山校長のログを見て、気になったキーワードは「HD」。

ハイデフ。つまり、Hi-Definition(ハイディフィニション)。


インターネットが家電機器に簡単に繋がり、ハイビジョン対応のテレビが当たり前になった暁には、ハードディスクレコーダーがインターネットをクロールして、RSSフィードからPodcasting型で受け取ったHD品質のデジタルコンテンツを蓄積し、PCではなく、テレビでそれを視聴する時代がきっと来る・・・・・。

参考:高精細コンテンツ ショーケース Windows Media Video 9 で HD 品質を実現


それはちょうど、今、iPod と iTunes がやっていることと、まぁ原理的には同じようなもの。


私が注目しているのは、日本の家電メーカーがマイクロソフトと技術特許のクロスライセンス契約をしているという点。

参考:東芝とマイクロソフトが特許の相互利用で契約--大手家電メーカー初



世界中、どこに行っても、日本の家電AV機器は売られている。


家電AV機器の領域で、デファクトを作るのは、アップルでは無いのかも。
個人がポータブルディバイスとして持つのは iPod でも、テレビ、HDDレコーダは、日本のメーカーが頑張る気がする。


放送業界がサーバ型放送への移行を念頭に置いて、標準規格の策定に喧々諤々の議論を展開しているようですが、その実現の前に、通信業界(インターネット業界)が先回りしてサーバ型放送のデファクトを、インターネット技術の範囲で作ってしまうのではないか・・・と思ったりしています。

そういう流れの中で、大手家電メーカーが、放送業界の動きを重視するか、通信業界の動きを重視するか。


Podcastingの広がり方をみると、インターネットを使った家電(テレビ)への映像配信も、ディバイス(iPodとiTunesとPCに当るもの)が整った瞬間に、今、テレビ局がこぞって始めたポータル的なWebサイト(う〜ん。1.0な感じ?)とは違う形で、一気に、パーソナルなメディアが乱立し、コンテンツのバリエーションがコミュニティとともに広がるんじゃなかろうか(2.0っぽい?)。



作り手と視聴者の距離が一気に縮まるインターネット。



そのほうが、きっと面白い。

ハイデフに積極投資

前回のログで、ハイデフの話、家電の話、サーバ型放送の話をしたばかりでしたが、タイムリーにIntelがViivのお披露目をしたもんだから、今週はこの手のリリースが続きましたね。

インテル Viivが日本でお披露目、ハイデフに積極投資へ

オリコンのコンテンツ配信サービス、インテルの「Viiv」に対応

吉本グループ会社、Intel Viiv 技術向け動画コンテンツポータルを開始


IntelのViivはモバイルPCにおけるCentrinoと同じ位置づけとのこと。

つまり、利用シーンを意識して最適に設計されたPCのアーキテクチャだということ・・・らしい。


Centrinoはモバイルテクノロジーとして、モバイルPCとして快適に利用できるように工夫されたアーキテクチャーであることを差すブランド名。

「省スペース」「省電力」「無線LANとの親和性」といった、モバイルPCが必要とする根っこの部分の構造をIntelがモバイルPC向けのアーキテクチャとして提供しているのがCentrino。


一方、今回発表されたViivというブランドは、家庭内でのホームエンターテイメント向けPCを意識したテクノロジーとして、音と映像のコントロール、そして、TVとの親和性、さらに、リモコンによる操作性など、従来のPCよりも、家電に近い面を意識して、そのために必要な能力を強化したアーキテクチャ。

具体的には、ハイデフな映像をスムーズに再生するためのプロセッサの搭載だったり、7.1chオーディオに対応するチップセットの標準搭載などが特徴。

OSとしては、Microsoft Windows XP Media Center Edition が基本的に適用されていて、リモコン操作に切り替えると、まるでセットトップボックスのように、利用できるというもの。
#もちろん、通常のPCとしての利用は Windows XP となんら変わらずできるものらしい。

また、家電に近いという点で、案外「確かにぃ」と思うのは、起動と停止のスピードを意識している点。

Viivは、PCの起動・停止をTVのオン・オフのように瞬時にできるようになっているそうで、「茶の間でわざわざPCなんて起動しないよね」という「わざわざ感」がなくなるというのは、確かに家庭におかれる装置としては重要なファクターで結構肝かな?と思いました。


はたして、Viivは、業界の標準としてのポジションを得て、家庭の生活に直結する脱PCマシンのアーキテクチャとして、そのブランド認知を上げられるかどうか??


いずれにしても、こうしたデジタルコンテンツの視聴環境の幅を広げてくれる製品(ハードウェア)がどんどんでてくることは、インターネットを流通基盤としてデジタルコンテンツビジネスを考えようとする人たちにとっては非常にプラスの話だと思います。


そう考えると「デジタルコンテンツ市場」は、どう考えても広がる方向にある。


利用者のパイがどんどん広がるわけですから、ニッチな領域のコンテンツでも支持を得る可能性が高まるというもの。


電話が「ケータイ」と呼ばれる端末になり、もとの電話としての機能を保ちつつも、「iモード」というモードが、インターネットの存在を強く意識させずにオンラインでコンテンツを供給し、ライフスタイルにまで影響を与えたように、パソコンあるいはTVが、「メディアセンター」と呼ばれる一家に一台の端末になって、何モードか呼び名はわかりませんが、やはり、インターネットの存在を強くは意識させずに、自然とオンラインでコンテンツが供給されるモードが備わって、それらのコンテンツをTVを通して楽しむ、そんな世界感を実現するための道具に共通のアーキテクチャとして、Viivが浸透する・・・かもしれない。

今のTVとおんなじで、起動・停止が瞬時なら、結構、ありうるかも知れないですね。


この手の装置やサービス(TVにインターネット回線を使った映像配信を受信する専用のセットトップボックスを設置するようなスタイル)は、今でもあるっちゃあるわけですが、誰もが知っているあのIntelが、大々的に動いてプロモーションしていくことが注目なわけで、この世界感の普及にどこまで影響を与えていくのか?

マイクロソフトがもうちょっと出てくるかな?とも思ったのですが、そうでも無いのがちょっと不思議ですが、しばらく、Viivに対する世の中の反応を見守りたいところです。